名古屋市検診

当院は名古屋市の協力医療機関です。大腸がん検診、肺がん・結核検診、前立腺がん検診を受け付けております。また骨粗しょう症も検査可能です。ご希望の方はお電話にて名古屋市の検診希望の旨を伝えご予約下さい。
名古屋市のがん検診について
名古屋市では、お勤め先などで受診する機会のない名古屋市内在住の方を対象に、市内の協力医療機関でがん検診を実施しています。
当院で対応している検査
- 大腸がん
- 肺がん・結核
- 前立腺がん
- 胃がんリスク検査
検診種類 | 対象者 | 検査内容 |
---|---|---|
大腸がん | 40歳以上 | 問診 免疫便潜血検査(2日法) |
肺がん・結核 | 40歳以上 | 問診 胸部エックス線検査 |
前立腺がん | 50歳以上の男性 | 問診 PSA検査 |
胃がんリスク | 40~50歳 | 問診 採血 |
大腸がん
大腸がんにかかる率は40歳頃から増加し始め、高齢になるほど高くなります。
またがんにかかる率や死亡率はともに男性の方が女性よりも高くなっています。
またがんにかかる率や死亡率はともに男性の方が女性よりも高くなっています。
対象者
40歳以上の名古屋市民
検査方法
免疫便潜血検査(2日法)
大腸にがんやポリープなどがあると、出血がみられることがあります。検便により、大腸内の出血の有無を調べます。
精度を上げるため、2日分の便を検査します。
がんやポリープから毎日出血している訳ではないため、いつも便に血が混ざるとは限りません。
年に1回検診を受けることが大切です。
精度を上げるため、2日分の便を検査します。
がんやポリープから毎日出血している訳ではないため、いつも便に血が混ざるとは限りません。
年に1回検診を受けることが大切です。
危険な症状
このような症状があったら検診ではなく、速やかに医療機関を受診しましょう
- 血便
- 便が細くなる
- 残便感
- 腹痛
- 下痢と便秘の繰り返し
- 貧血
- 体重減少
肺がん・結核
肺がんにかかる率は40歳後半から増加し始め、高齢になるほど高くなります。
またがんにかかる率は男性の方が女性よりも高くなっています。
結核は現在でも全国で年間1万2千人が発病し、約2千人の方が亡くなっており、けっして「過去の病気」ではありません。早く見つけて治療することで治る病気なので、毎年検診を受けましょう。
対象者
40歳以上の名古屋市民
検査方法
胸部エックス線検査(必要な方には喀痰細胞診)
胸部エックス線検査では、肺全体のエックス線撮影をします。たばこを長い期間、多く吸っている方には喀痰細胞診も行います。
この検査は、痰を採取し、気管支などから混じり出るがん細胞の有無を調べるものです。
この検査は、痰を採取し、気管支などから混じり出るがん細胞の有無を調べるものです。
危険な症状
このような症状があったら検診ではなく、速やかに医療機関を受診しましょう
- なかなか治りにくいせきや胸痛
- 呼吸時のゼーゼー音
- 息切れ
- 血痰
- 声のかれ
- 顔や首のむくみ
前立腺がん
男性の方は50歳を過ぎたら年に1回
前立腺がん検診を受けましょう。
前立腺(精液の一部をつくる臓器)は男性だけにあり、膀胱の下で直腸の前にあります。前立腺がんにかかる率は、55歳以上で増加します。
対象者
50歳以上の男性名古屋市民
検査方法
PSA検査
血液中の前立腺特異抗原(PSA)の値を測定します。
PSAは、前立腺がんになると血液中に増加する物質であるため、PSA値が高いほど前立腺がんが疑われます。
ただし、PSA値が高ければ、必ずがんであるというわけではありません。
あくまでも、前立腺がんを発見するきっかけとなる一つの指標です。
PSAは、前立腺がんになると血液中に増加する物質であるため、PSA値が高いほど前立腺がんが疑われます。
ただし、PSA値が高ければ、必ずがんであるというわけではありません。
あくまでも、前立腺がんを発見するきっかけとなる一つの指標です。
危険な症状
このような症状があったら検診ではなく、速やかに医療機関を受診しましょう
- 排尿困難(尿が出にくい)
- 頻尿(尿の回数が多い)
- 残尿感(排尿後でも尿が出きらないで残った感じがする)
- 尿意切迫(尿意を感じるとトイレにいくまで排尿をがまんできない状態)
- 夜間多尿
- 下腹部不快感
胃がんリスク検査
胃がんリスク検査は、胃がんのリスク因子とされるピロリ菌の検査と、胃粘膜の萎縮度を調べるペプシノゲン検査を組み合わせ、胃がんになるリスクの高さに応じて「A群」・「B群」・「C群」・「D群」の4つに分類する検査です。
将来胃がんとなるリスクを知っていただき、必要に応じて適切な治療を受ける等の健康保持につながることを目的とした検査です。
対象者
40歳以上59歳以下の名古屋市民
検査方法
問診、採血
問診、採血によるヘリコバクター・ピロリ抗体測定検査及びペプシノゲン検査を行います。
もの忘れ検診
もの忘れ検診は、認知症を早期に発見して適切な治療につなげることや、予防のきっかけとすることを目的とした検診です。
対象者
65歳以上の名古屋市民
検査方法
問診
問診による認知機能検査
骨粗しょう症検診
骨粗しょう症は骨折の最大の危険因子と言われています。
また、骨折・転倒は、要介護要因のワースト5に入っています。
寝たきりや要介護状態の予防には骨粗しょう症の予防・対策が重要です。
対象者
40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の女性名古屋市民
※無料クーポン券がなくても、対象年齢の方は、保険証等で生年月日を確認の上、無料で受診していただけます。
※現在、骨粗しょう症で治療中の方は使用できません。
※無料クーポン券がなくても、対象年齢の方は、保険証等で生年月日を確認の上、無料で受診していただけます。
※現在、骨粗しょう症で治療中の方は使用できません。
検査方法
DXA検査
微量のエックス線で体の各部(腰椎、
DXA法:とう骨(腕の骨)、大腿骨(脚の骨)など)を計測します。
DXA法:とう骨(腕の骨)、大腿骨(脚の骨)など)を計測します。
超音波法
測定装置にかかとをのせて測ります。
エックス線を使用せずに計測します。
エックス線を使用せずに計測します。